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【試乗記】 トヨタ クラウン 2.5アスリート
CROWN_ATHLETE_convert_20130124045014.jpg

型式 DBA-GRS210-AETWH
排気量 2.5リッター
最高出力 203ps/6400rpm
最大トルク 24.8kgm/4800rpm
車両本体価格 357万円(税込)
試乗日 2013年1月20日

 2012年12月にフルモデルチェンジした
クラウン アスリートに試乗した。
以下に、率直なインプレッションを述べる。




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【動力性能】・・・★★★☆☆
  特に感動するような力強さは感じなかったが、発進からの加速は
 なめらかで軽快、それでいて重厚さを損なわない走りはさすがクラウン。
 アクセルワークに対するレスポンスも良く、まさに熟成の域に達した
 ハイクオリティエンジン、といった印象。

  そして、いつも他のクルマの試乗でも通っており、数々のクルマを
 苦しませてきた急坂道で、加速性能を試してみた。
 アクセルを踏み込むとレスポンスよく回転数が上昇して加速するものの、
 やはりトルク感に余裕は感じられなかった。
 まぁでも、あらゆる走行シーンにおいて、余裕はともかく不足はない
 と言えるだけの性能は持っていると言える。

  ただ、、、やはり残念だと思うのは、この2.5リッターV6エンジンが、
 「レギュラー仕様」だということ。
 というのも、先代のクラウンがデビューした当時はハイオク仕様で、
 下記の試乗記、

  【試乗記】 トヨタ クラウン 2.5アスリート "ナビパッケージ"

 でもベタ誉めしていた通り、ハイオク仕様の時の2.5リッターV6は、
 もっと動力性能は良かったと感じていたからだ。

  ハイオク仕様の時は3800回転で最大トルクを発生していたのに対し、
 今回のレギュラー仕様では4800回転で最大トルクを発生、しかも
 その最大トルクもハイオク仕様より1.7kgm劣るというところが、
 走りの印象に大きく影響しているものと思われる。

  さらに!もう1つ残念なことがある。それはエンジン音の音質。
 すごくよく躾けられてて、お行儀のいい音なんだけど、
 なんか「走る気」にさせない音なんだよね。。。(-_-;

  いや、これがロイヤルシリーズだったら、まぁアリかもと思う音だが、
 アスリートって「スポーティー」とか「走り」をイメージさせる
 シリーズなわけでしょ?それなのにあんな音で回られたんじゃあ、、、
 ちっともアクセルを踏み込む気になれないよ。。。(-_-;

  「今日はちょっと攻めてみるぜ!」

 とか言いながらアクセル踏み込んであの音が聞こえたら、
 正直笑っちゃいますね。(^o^;

  まぁ音の話はともかく、動力性能的には及第点ではあるものの、
 先代の初期型(ハイオク仕様)と比べると明らかにグレードダウンした
 というのが率直な印象。

  フルモデルチェンジして、先代より走らなくなるって、、、
 それってどうよ、トヨタさん。(^_^;


【乗り心地】・・・★★★★☆
  しなやかでマイルド。とにかく「あたり」が柔らかくて、
 でも決してフニャフニャしてるわけではない。
 これはまぁ、クラウン様なら当たり前、といったところでしょう。

  しかし、先代に比べて乗り心地が良くなったとは感じない。
 それどころか、むしろ先代のほうが良かったとさえ思う。

  試乗コースにあるいつもの悪路でも試してみたのだが、
 確かに上下方向のダンピングはかなり優秀な部類だ。
 しかし、残念ながら今回のクラウン、ロール方向、つまり横方向に
 思ってたよりも揺れる。。。(-_-;

  こないだ乗ったアテンザとは真逆な感じかな。
 アテンザは縦方向のダンピングが甘かった反面、横にはほとんど
 揺れなかったが、クラウンは縦方向の吸収は優れているものの
 横に揺さぶられる感じが強かった。

  クラウンって昔からその傾向があった。縦には強いが横に弱い。
 でも、先代に試乗したとき、それがかなり良くなっていて、
 ついに完璧に近い足回りになったと思っていたのに、
 新型になってまた退化するとはこれいかに!?

  と、ちょっと先代との比較で厳しい評価となってしまったが、
 別に今回の足回りがダメってわけじゃない。
 他のクルマたちとの比較においては、十分に優秀な乗り心地と言える。


【居住性】・・・★★★★☆
  特別な広さを感じるわけではないが、セダンとしては充分な広さ。
 後席の背もたれは若干寸足らずな感じもしたが、許容の範囲内だ。
 ひざ元や頭上の空間も、特に窮屈な印象はなく問題ない。

  シートの座り心地も悪くなかったが、車格を考えれば、もう少し
 ゆったり感というか包容感が欲しかった気もする。

  まぁでも、全体として特に問題と思うような箇所はなく、
 これはまぁこんなもんでしょう。


【静粛性】・・・★★★★★
  さすがはクラウン!やっぱ静粛性に関してはこれまでに試乗した
 クルマと比べると上をいってますね!

  まず、エンジンの回転数を上げたときに侵入してくる音に雑味がなく、
 そのボリュームもかなり抑えられている。
 まぁでもクラウンだからね。それはもう先代でも充分なレベルの静粛性を
 実現していたわけで、当たり前っちゃあ当たり前なのかもしれないが。

  特に良いと感じたのは、タイヤが凸凹を通過するときに発する
 ホイールハウス周辺からの音が、かなり抑えられていたこと。
 ドラミング音とでもいうんでしょうかね?
 ほら、タイヤが凸凹を通過したときに「ドコドコドコ」って感じの
 音がするじゃないですか、あの音の侵入に対する遮音がかなり
 しっかりとされていた印象。
 そのためか、ロードノイズもかなり少なく感じた。

  ただ、、、問題だと思うのは、動力性能のところでも触れた、
 「エンジン音の音質」だ。

  かなりしっかり遮音されているとはいえ、もちろんエンジン音は
 回転数の上昇に伴ってそれなりには聞こえてくるわけだが、
 この音があまりにも無機質というか、味気ないというか、
 何とも「つまらない音」なのだ。。。(-_-)

  確かに、「がさつ感」などは皆無だし、回転数を上げても不要な振動は
 まったくと言っていいほど感じないし、そういう意味では良いエンジン、
 優れた静粛性、と言えるのかもしれない。機械が評価するのであればね。

  でも、このクラスのクルマってのは、走ればいいってモンでもないし、
 静かならいいってモンでもない。ドライバーの感性に訴えかける
 「何か」が必要となってくるクラスのはずだ。

  ましてや「アスリート」というシリーズは、ロイヤルに対して
 スポーティーなイメージを売りにしているシリーズなはず。
 そうであるならば、やっぱりアクセルを踏み込んだ時に聞こえる
 エンジン音の音質にも、それなりの雰囲気を持たせて欲しかった。

  要するに、数値的な評価では高評価になる静粛性なのだが、
 ドライバーの感性に訴えかけるものがないのだ。
 その点では、エンジン音のチューニングにも力を入れている新型GSは、
 クラウンに対するアドバンテージを明確に持っていると言える。
 逆にクラウンは、エンジン音の音質にこだわらないことで、
 わざとレクサスとの違いをより明確にしているのか?

  と、不満も書かせてもらったが、いやホント、静かは静かですよ、
 5つ★ですからね。
 でも、「アスリートがこれでいいの?」ってのが率直な印象だ。(-_-)


【内装質感】・・・★★★★★
  これは先代よりも確実に良くなった!
 特にインパネのナビ画面の左側の部分、合皮が張られている箇所は、
 押してみると適度なクッション性があり、これはいい感じ!
 この点は先代で感じた不満点がしっかり改善されている。

  黒の木目調パネルも、落ち着いた感じの雰囲気でありながら、
 オヤジ臭さを感じない上々の質感だ。

  アームレストの上部も、ふっくらしたボリューム感となかなかの
 触り心地で、これも好印象。

  そして今回、各種機能の操作系を集約したタッチパネルが
 ナビ画面の下に配備されているが、これもなかなか先進的な
 雰囲気を醸し出していていい感じ。
 ちょっと操作してみたが、操作感も悪くないし、タッチしたときの
 反応速度も問題なかった。

  標準のファブリックのシートも、特に安っぽい印象はなく、
 本革シートを選ばなくても内装全体の質感を損ねることはない。
 先代の標準のシートは正直ちょっと残念な質感だっただけに
 今回もどうかと心配していたのだが、今回は合格点。


【装備】・・・★★☆☆☆
  イマドキのこのクラスでこの装備内容って一体。。。(-_-;

  とにかくヒドいの一言に尽きる。
 このクラスにしてステアリングは本革巻きではなく、ただのウレタン。
 ステアリングのチルト&テレスコ調整が手動なのは目をつぶるとしても、
 なんと運転席シートまでが手動調整。
 そしてなんと!このクラスにして標準オーディオレスという、
 まさに驚愕の超廉価グレードだ。

  こんな装備内容のグレードをラインナップする必要があるのだろうか?
 こんな装備のクラウン、買っても意味ないと思うが。(^o^;
 とにかく、標準のままじゃ話にならん。オプションでの武装が必須だ。

  今回のクラウンの装備に関しては、下記の記事、

  「新型クラウンを見に行ってきて思う、残念な事」

 でも書いた通り、まったくもって失望せざるを得ない。
 新型の装備内容が先代よりも明らかに後退してるって、
 一体どういうつもりですかトヨタさん。(-_-;

  ひょっとして、せっかくいろいろ装備が付いててもほぼ使わない、
 あるいは使えないというジジィとかのために、わざと装備をシンプルに
 しているのだろうか?
 って、んなわけないか。(^o^;

  まぁそれはともかく、試乗する際、運転席のシートを手動で
 調整していて、なんか悲しくなった。
 特に、高さ調整でレバーをキコキコと下に押したり上に引っ張ったり
 するたびに、シートがヒョコッヒョコッと上下した際には、なんだか
 笑いがこみあげてきた。「これがクラウンなのか!?」ってね。(^o^)


【カーステ音質】・・・-----
  装備のところで書いた通り、「オーディオレス」でした。。。(-_-)


【総評】・・・★☆☆☆☆
  最悪だ。こんなのクラウンじゃない。特に装備があり得ない。
 レクサスより下に見せるための作戦なんじゃないの!?

  「トヨタとレクサスは違う」とは言うけれど、ビジネス的には
 所詮どっちもトヨタなので、互いに客を奪い合うことは得策ではない。

  これまで、「レクサスは無駄に高い」と思わせる要因の1つに、
 クラウンの装備とGSの装備を比べたときに値段の差が大きすぎる、
 というのがあったのだと思う。
 「クラウンにもこの装備あるけど、あっちはもっと安いで」
 みたいな。これを言われた時に、レクサスは一段上の品質の追及や、
 グローバルな高級車としての走り味などをネタに客を説得していたと
 思うのだが、目に見えてわかりやすい差ではなかったのが実情だろう。

  今回の新型クラウンは、新型GSと比べられても、見た目にわかりやすい
 明確な差を設けるべく装備を落とされたのではないかと邪推したくなる。

  また、味気ないエンジン音も、新型GSとの差別化を明確にしている。
 クラウンにあまりエモーショナルなサウンドを奏でられては、
 新型GSの売れ行きに影響するってことか。

  逆に、クラウンは黙ってても売れるクルマだ。
 今回、新型になって明らかに先代より後退したと思うのだが、
 それでもきっと売れまくるのだろう。
 なぜなら名前が「クラウン」だから。

  トヨタとしては、新型GSを優位にするためにGSの内容を上げるよりは、
 黙ってても売れるクラウンの内容を下げたほうが、コストもかからず
 手っ取り早く競合を避けられる、という判断をしたのかもね。

  と、以上、勝手な推測ばかりを書いてしまったが、とにかく、
 そんな邪推をせずにはいられないくらい、今回のクラウンは残念な
 内容だったということだ。

  結論、2.5アスリート、絶対に買ってはいけないグレードだ。  
 これだったら、中古で先代の初期型の程度のいいやつを探して
 買ったほうが絶対にいいと思います。(-_-)

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知っておくべきたった1つの事





★目次リンク
  → 試乗記の目次

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