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【2009.12~2013.2】
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【試乗記】 マツダ アテンザ セダン 20S
ATENZA_convert_20121124012313.jpg
 マツダ アテンザ メンテナンス DVD 外装編&内装編

型式 DBA-GJEFP
排気量 2.0リッター
最高出力 155ps/6000rpm
最大トルク 20.0kgm/4000rpm
車両本体価格 250万円(税込)
試乗日 2012年11月23日

 2012年11月にフルモデルチェンジしたアテンザに試乗した。
以下に、率直なインプレッションを述べる。

 いくつかあるグレードのうち、今回まずはガソリンエンジン版の
2リッターモデルである「20S」に試乗した。




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【アテンザ メンテナンスDVD】 GJ系



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【動力性能】・・・★★☆☆☆
  結論から言うと、「フツー」って感じ。
 CX-5の20Sに乗った時に感じた動力性能そのまんま。

  俺がよくここの試乗記に書いてるような「発進時の飛び出し感」はなく、
 二の足がモタつくこともなくスムーズに加速するので、ガタいが
 デカくなったにもかかわらず意外なほど軽快に走ることに、少し驚く。

  残念だったのは、CX-5の試乗記で書いたのと同様、坂道での加速で
 余裕の無さを感じるシーンがあることと、急加速しようとした際の
 レスポンスの悪さ。
 しっかりエンジンを回してやればそれなりに加速してくれるだけの
 性能は持っているのだから、アクセルワークに対してもう少し反応良く
 エンジンの回転数が上がってくれればなぁ、と感じた。

  というわけで、CX-5の20Sと同じエンジンで同じスペックなんだから、
 動力性能に関する印象はCX-5と全く同じ、かと言うと、実はこれが違う。

  CX-5と新型アテンザ、実は今回乗った新型アテンザのほうが、
 「走り」の印象が良かった。

  というのも、今回乗ったアテンザ、CX-5の20Sと同じエンジンとは
 思えないくらい、そのエンジン音が良かった!これには正直驚いた!
 エンジンの回る感触も、がさつな感じが無く、なめらかな感触だ!

  というわけで、動力性能だけを率直に評価すれば2つ★なのだが、
 エンジンの回転数を上げても不快な感じがしないため、結果として
 アクセルをためらいなく踏めるので、トータルの印象が良い。


【乗り心地】・・・★★★☆☆
  うーーーん、、、かろうじて3つ★、かな。(^_^;

  先代アテンザと比べれば乗り心地は確実に良くなっている。
 良くなってるんだけど、ただ1点だけ良くないところが。。。
 それを除けば、基本的に全体的にはかなり良くなっていただけに、
 少し残念な印象が残った。そう、「ただ1点」を除けば。。。(-_-;

  まず、走り出しの感触はいい感じ。
 まったり、ヌメっとしたなめらかな感触。
 重厚な雰囲気も出ていて、上品で上質な印象を受ける。
 先代アテンザには無かった「上級セダンの雰囲気」を演出できていると思う。
 ただ、走り出すと軽快感のほうが勝り、重厚感は少し薄れるのが少々残念。

  それでも、横方向の揺れが少ない上質な走りは、さすが車幅が1840mmまで
 拡大しただけのことはあると感じさせ、これもまた好印象。

  しかし!ヒジョーに残念なシーンが1つだけあった! (>_<)

  今回の試乗コースには、路面の凸凹が結構激しいところがあるのだが、
 そこを通ったときの車体の上下方向の揺れがハンパない!
 (けど、横方向にはほとんど揺れない)

  同じコースでCX-5の試乗をした際は、もっとサスペンションがしっかり
 ストロークして、車体の上下方向の揺れが抑えられていただけに、
 後発の新型アテンザがこれではねぇ、、、少々ガッカリだ。

  CX-5と比べると車高が低い分、サスペンションがストロークできる
 範囲に余裕がないのだろうか?
 とにかく、もうちょっとしっかりサスを動かしてほしい。

  同じコースでいろんなクルマ(BMW、レクサス、カムリ、インプ、
 アウディなど)を試乗してきたが、ここまで上下方向に揺れたクルマは
 無かった。早急に改善を求めたいところだ。

  というわけで、同じ3つ★でも、CX-5よりも乗り心地は劣る。
 セダンがSUVに乗り心地で負けたらイカンだろう、と思うのだが。(^o^;

  まぁでも、悪いのはそこだけ。
 あのレベルの凸凹道ってそんなに多くあるわけじゃないし、
 ほとんどの公道では快適な乗り心地で走ってくれるので、
 まぁ値段も値段だし、これくらいのことは大目に見てもいいかな、と。

  ってゆーか、そこを大目に見てあげたくなるくらい、それ以外は
 良かったってこと。


【居住性】・・・★★★★☆
  広さはセダンとしては充分だ。
 身長180cm、中学3年の時に脚長コンテストで頂点に立ち、学校一の
 脚の長さを誇ったこの俺様が快適に座れる位置に前席シートを合わせても、
 後席には充分なニースペースがある。

  シートのホールド感は若干薄いものの、身を委ねた時に違和感を
 感じるような部分がない。平たく言えば座りやすくて「快適」だ。

  後席のヘッドレストも、引っ張り上げなくても頭を支えてくれる位置に
 あるので、この点も居住性の高さにつながっている。
 後席の居住性も重視すべき「セダン」として、基本設計がしっかりできている。
 はっきり言って、このクルマの2倍以上の値段のする、クラス上位の
 新型レクサスGSよりも、よく出来た後席だと思う。

  ただ、じゃあ完璧か?って言ったら、残念ながら俺的にはそうでもない。

  今回のアテンザ、車幅が1840mmまで拡大している。
 にもかかわらず、乗っていてその「幅広感」を感じることができないのだ。
 原因はわからない。ただ、これくらいの車幅のクルマに乗ると、経験上、
 ほぼ例外なく「ゴツい感じ」というか、随所が分厚い感じがして、
 ガッチリしたものに囲まれているといった感じを受けるものなのだが、
 今回のアテンザにはそういう感じがあんまり無い。
 まぁ250万円のクルマにつける注文じゃないというか、少々過剰に贅沢な
 望みかもしれないが。(^_^;

  感じたままを言えば、「スタイリッシュ」といった感じが強い。
 俺の好みとしてはそれよりも「重厚」な感じのほうが好みなのだが、
 まぁこれはこれで、クルマのキャラクターを考えれば狙い通りの雰囲気、
 なのかもね。


【静粛性】・・・★★★★☆
  これは先代に比べて格段に良くなった!
 アイドリングも静かだし、回したときの音もかなり抑えられている。

  しかし、単に静かなのではないところが、今回のアテンザの一番の
 注目点かも。

  というのも、動力性能のところで少し触れたが、エンジン音がいい感じ!
 とてもCX-5 20Sと同じエンジンとは思えないくらい、そのエンジン音の
 音質は明らかに違う!

  CX-5の時は、高回転まで回した時にがさつな感じの音がしたのだが、
 新型アテンザではがさつな感じが無く、重厚で少し野太い感じの
 心地よい音がした。
 この音質なら、エンジンを回しても不快感を感じることはないだろう。

  エンジンそのものはCX-5の物と何も変わらないはずですよね?
 それとも何か変えてるのかな?
 あるいは遮音の仕方とかでサウンドをチューニングしているとか、
 マフラーに一手間加えてるとか?
 とにかく、2リッタークラスらしからぬ質感のエンジン音だ。

  もちろん、ビーエムほど完成度の高いエンジン音ではないけれども、
 これまでの試乗経験上で言えば、なかなかこの価格帯のクルマで
 このレベルのエンジン音は聞けませんよ。


【内装質感】・・・★★★☆☆
  シンプルなのに、それでいてなかなかの質感がある。

  まぁクルマの値段が値段なので決して豪華な加飾があるわけではないが、
 恐らく多くの人が「実際の値段以上のクルマに見える」と感じるであろう、
 充分な質感を備えている。

  真っ先に感動したのはダッシュボードの柔らかさ!
 指で押したときのヘコみ具合がいい感じ。
 カチコチどころか、一般的なソフトパッドよりも確実に柔らかいと思う。
 たびたび引き合いに出して申し訳ないが、値段が2倍以上もする
 新型レクサスGSのダッシュボードよりも間違いなく柔らかい。

  そして、本革巻のハンドルがなかなかの手触り!
 安い車種の本革巻ハンドルって、なんかやっつけな本革巻というか、
 イマイチな感触のモノが多い印象があるのだが、この本革巻ハンドルは、
 ちょっとこのクラスの車種ではまずお目にかかれないくらい質感高いね!
 なめらかな手触りが好きな人なら、きっと気に入るでしょう。

  スイッチ類の操作感も上質。これはCX-5の時に感じた印象と同じ。
 左右に伸びたクリア仕上げのデコレーションパネルも、大した面積が
 あるわけではないのだが、さりげないアクセントとしてパッと見た目の
 質感向上に大きく貢献してると思う。

  随所にまだカチコチのプラスチックが使われている箇所もあるのだが、
 全体としてはかなり頑張ってる。そんな印象。


【装備】・・・★★☆☆☆
  特にこれといって注目するような装備はついてなかった。
 にしても、これまたヘッドライト標準がハロゲンかよ。。。
 いい加減やめてくれよ。
 LEDヘッドライトが増えていこうとしている時代に標準ハロゲンって。。。
 せめてHIDにしてくれ。(-_-)

  そして、残念なことに運転席すらパワーシートじゃなかったし、
 ナビどころかオーディオすら標準ではついてなかった。

  この装備内容には正直失望したし、大いに不自然な感じも受けた。

  というのも、この新型アテンザ、先代よりもかなりサイズアップして、
 その大きさたるや全長4860mm、全幅1840mmと、名立たる高級セダンたちと
 並んでも引けをとらないどころか、真っ向勝負できる大きさですよ。

  ところが、装備内容を見るとこのありさま。何とも不自然だ。
 なぜなら、他社メーカーが出しているこれくらいのサイズのセダンとなると、
 ボディの立派さに見劣りしない標準装備を備えるのが普通だからだ。

  せめてもの救いは、様々なオプション装備が豊富に用意されていること。
 充実させようと思えば可能なだけマシではあるのだが、ちょっと標準装備を
 省きすぎの感があるのは否めない。

  今回のアテンザは、他社の上級セダンユーザーをも取り込めるぐらい、
 魅力のあるクルマになってきていると思うだけに、装備面での戦略が
 他の車種と変わらない方針で展開されていることを少々残念に思う。(-_-)


【カーステ音質】・・・-----
  残念ながら、最近ありがちの定番、「オーディオレス」だったため、
 音質チェックはできなかった。(-_-)
  

【総評】・・・★★★☆☆
  これは先代アテンザに比べてかなり進化したと思うし、価格的にも、
 デキの良さから考えたら格安と言っていいお買い得価格だと思う。

  ただ、購入候補として考えた時、やはり動力性能はもうちょっと
 頑張って欲しいかな、という気がする。
 それに、標準では装備がショボすぎるので、いろいろとオプションをつけて
 充実させる必要もある。

  という観点で考えると、俺の場合は別のグレード、つまり、

    XD L Package
    25S L Package

 のどちらかを検討した方が良さそうだ、と思うわけだ。

  だって、この2つのグレードは、20Sよりも高い動力性能が期待できる
 だけでなく、最初から様々な装備がてんこ盛りで装備されているから。
 にもかかわらず、例えば「20S」と「25S L Package」との価格差は、
 なんとたったの50万円しかないのだ!
 これはどう考えても25S L Packageの方がお買い得でしょう!

  と思うのだが、まぁクルマってのはやっぱ乗ってみないことには
 本当に良いのかどうかはわからない。
 単にスペックが良いからって、乗ってみて良いと感じるとは限らない
 ということは、今までにいろいろと試乗してきてすでにわかっている。

  あと、25S L Package(ガソリン版)とXD L Package(ディーゼル版)も、
 乗ってみないとどっちがいいかわからないですしね。

  というわけで結論を言うと、今回乗ったアテンザ セダン 20Sは、
 確かに進化した良いクルマであるとは思うのだが、俺の選択肢としては
 ちょっと落選かな、といったところだ。

  なので、来週は「25S L Package」と「XD L Package」に試乗します。(^_^)

  → アテンザ関連商品


新車への買い替えで損しないために、
知っておくべきたった1つの事





★目次リンク
  → 試乗記の目次

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コメント

Re: オーディオレス

辛口系男子(管理人)です。

> Bluetoothはあったのではないでしょうか?

 いいえ、
まだマツコネが採用される前でしたから、
この当時のアテンザにはBluetoothは
標準装備されてませんでした。

[2018/10/02 05:26] URL | 辛口系男子(管理人) #e5d8y5.o [ 編集 ]

オーディオレス

Bluetoothはあったのではないでしょうか?
[2018/10/01 20:01] URL | かつぽん #- [ 編集 ]


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